「まだ結婚しないの?」に答える理論武装 (光文社新書)



「まだ結婚しないの?」に答える理論武装 (光文社新書)
「まだ結婚しないの?」に答える理論武装 (光文社新書)

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非実用的
 「まだ結婚しないの?」以外にも様々な質問に対する答えが用意されていますが、実際にこの本で紹介されているような答え方をした場合、けんかになるか呆れられるかするのは必至だと思います。
 結婚という価値観に縛られず、自分の幸せを探していけばいい、という著者の主張には同意しますが、この本で主張されるような価値観を持つことが幸せに繋がるとは思えませんでした。ジェンダー学の先生のようですが、このような主張のされ方では、女性が暮らしやすい社会を作ることは出来ないと思いました。

どうして両性向けに書かないのか
 私は伊田氏のシングル(個人)単位論を基本的に支持していますし、そのジェンダー論からも多くを学んでいます。本書の根本にある思想、つまり性別分業を前提とした結婚に対する異議というのも、おおむね共感します。
 それだからこそ、抱かざるを得ない違和感があります。なぜ、もっぱら女性向けだけに書くのか。著者が男性だけに、これがなおさら不可解です。
 その背後には、結婚(するかどうか)を、もっぱら女性の生き方の選択の問題としてとらえる発想があるようです(これは非婚化・少子化を全部女性たちのせいにする、保守派の男性論客にもいえますが)。そして、従来の性別分業型結婚で不利益を受け、抑圧されるのはもっぱら女性だといわんばかりの論調。これらは皮肉を込めた言い方をすれば、フェミニズムにありがちな根深い「ジェンダー・バイアス」といわざるを得ません。
 性別分業型、「男性稼ぎ手モデル」の結婚を男性の側から疑問に付してみる、という視点があれば、どれほど有意義な本になっていたことか。
 どうも男性ジェンダー論者には、(フェミニストの)女性の立場に過剰迎合したような人たちが多いようです。ジェンダー論の最も良質な部分は男性とっても傾聴すべきものがある、と私は信じているだけに、こうした傾向は残念でなりません。
 特に「男の多くは、きれいで家事ができて子ども好きといった家庭的な、女性ならではの心遣いのできる、(できれば)若い女性を求めており、『俺が稼ぐから家庭に入ってくれ』と(本心では)思っています」(41頁)なる文言にはあきれました。女性に対するジェンダー・ステレオタイプをあれほど糾弾していながら、ここまで男性へのジェンダー・ステレオタイプを露骨に示してどうするのでしょう。著者自身が男性だというのに。


非現実的理論集
ここでは疑問点を二つあげる。

ひとつは、なぜ「女性」のみの理論しか書かれていないのか。「男性」の未婚者は語るだけの価値はないということか。

もうひとつは、本書のような「理論」で「言い負かす」ことは出来ても「納得」は得られないのではないか(納得してもらう必要もないと筆者は考えているかもしれないが)。非現実的な理論では社会に影響を及ぼすことなど出来ないと思う。

コンセプトにざぶとん1枚
序章でのくだり(要約):まず自分がどう生きるのかを問い、次に相手に順序をつけ大きな差をつけることを問う、
この点がちょうど自分が就活にあたって考えていたことと似ていると思い、書店で購入しました。

こう問われればこう返す、問答が大量に記載されているので、トレーニングに使えるかと。ところどころ、ジェンダー論などの解説があり、この手の知識を敬遠していた自分には少し役に立ちそうです。

女性向けの本です。。。
女性が親、上司等々から聞かれたときの受け答え方が書かれた本です。
世の中の女性に対する結婚観については多く書かれているのですが、
結婚する気のない男性のための受け答え方は皆無。。。
タイトルに「女性のための」とか入れてほしかった。。。





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