インド、インド音楽、シタール、そして、人生・・への理解と洞察が深まる一冊
mixiに参加したおかげで貴重なご縁が拡がっている。実感する。本書の共著者のお一人である伊藤美郷さんとマイミクシとさせていただき、そのご案内で、本書の著者でありご伴侶の伊藤公朗さんのライブに出かけ、シタールとタブラとを堪能したのであった。公朗さんは、とても気さくな感じで、ずいぶんと気楽に話しかけさせていただいて、日本のロックの黎明期の京都での、裸のラリーズや村八分のメンバーとの交流のご様子などを伺うこともできた。 そのようなご縁が、ネットやSNSからもたらされる。素晴らしい時代だと思う。気さくさに、ずいぶんと気楽に話させていただいたが、この一冊を読んで、大変な音楽家とのご縁ができたことを遅ればせながら、再認識したのであった。 5年間、北インドの村で音楽を修め広める聖者に弟子入りした伊藤公朗さんが、毎日10時間以上にわたるシタールの練習を行うかたわら、聖者である師匠の生活、世界観を、そして音楽をすることが、インド社会においてどのように位置付けられているのかということを克明に記している。これは、日本語で読める貴重な記録であると思う。 インドにおける音楽は、単なる楽器の演奏にとどまらず、宗教生活と軌を一にしたものなのであることがよくわかる。そして、そのような立場から垣間見えた、インドの人々の日常、そして、日常生活が即宗教生活であるという生き方。そして、ヒマラヤの自然。 また、インド音楽、シタールの仕組みを初心者にもわかりやすく解説されている。本書は、インド音楽に興味を惹かれる人にとって、最良の入門書である。また、音楽をやっている人にとっても、このような生き方をしている人がいるということを知るだけでも、世界が違ったものとして見えてくるだろう。 共著者の美郷さんは、公朗さんがインドへ旅立った経緯や、ともに北インドを旅されたこと、さらには帰国後の公朗さんの演奏による癒しの力について記しておられ、このご夫婦の絆の強さを深く感じる。 音楽をやる自分は、どのように生きるのか。自分はどのような音楽をやるのか。問い掛けるきっかけとなった。その答は、引き続き音楽活動を続ける中で、見出していくしかないのであるが。
絶好のインド・インド音楽案内!
伊藤さんの人柄、やさしさが伝わる良書です。インド人とインド音楽がまるごとわかる。著者はシタールの演奏家で作曲家。現在信州におられる。インドでの生活、インド人の哲学、インドの自然・・・内容は深く、文章はわかりやすい。とにかくおもしろかった。
鳥影社
野菜だけ?―目からウロコの野菜まるごと料理術 野菜料理大図鑑
|